シンポジウム “生きている子どもと本” −伝えたい文字と絵と言葉の世界−
  東京・研究社英語センター:6月23日(土) 10:00〜17:00


会期:6月23日(土) 10:00〜17:00
場所:東京・研究社英語センター B2会議室 
新宿区神楽坂1−2 参考地図へはこちらから。
 
参加費:2,500円

主催:シンポジウム“生きている子どもと本”呼び掛け人
申し込み先:シンポジウム事務局 小泉光久
e-mail:mk0410@ca2.so-net.ne.jp
FAX:03−3266−0878
**先着順で定員180名になりしだい締め切り!!応募はお早めに!


子どもの本に携わる、書き手である作家、つくり手である出版社、読み聞かせ活動を行う送り手の人々が、それぞれの立場から“生きている子どもと本”についてを提言するシンポジウムが開催されます。
子どもの本にもっとも近いポジションにいる方々からのリアルなお話から、一緒に“生きている子どもと本”の現状や未来を感じるために、参加してみませんか?

今回のシンポジウムの楽しさは、子どもの本が好き!が全面に出た、手作り感覚!
それなのに登場する講師の面々はびっくりするような方々だというギャップ!
そして鎌倉の珈琲と音楽の店“笛”のオーナーでもある山端通和氏のオカリーナ演奏との絶妙なるハーモニーです。
**北鎌倉・珈琲と音楽の店“笛”:紫陽花で有名な明月院から左に365歩ほど登ったところです。〒247-0062 鎌倉市山ノ内215


≪シンポジウム“生きている子どもと本”メニュー≫
第T部 パネルディスカッション「生きている子どもと本」
第U部 実演「心の扉を開く紙芝居と絵本」
第V部 まとめ「読書活動のあすに向けて」

■ 第T部 パネルディスカッション“生きている子どもと本”
基調講演
1 本と子どもの世界
作家 那須正幹氏
**那須正幹氏は、累計発行部数が2,100万部を突破し、日本の児童書史上最大のヒットシリーズといわれる1978年から2004年まで続いた全50巻(その後は大人のための「ズッコケ中年三人組」に続く)の「ズッコケ三人組シリーズ」(ポプラ社刊)で子供達に絶大なる人気を誇る作家。このシリーズで第23回巌谷小波文芸賞と、野間児童文学賞も受賞しています。幼い時に広島市の自宅で被爆した体験から率先して反戦や原爆禁止を唱え、「絵で読む広島の原爆」(福音館書店刊)や「屋根裏の遠い旅」(偕成社刊)等の作品も記しています。

2 私にとっての絵本・紙芝居づくり
株式会社童心社社長 酒井京子氏
**酒井京子氏は、自然の中で生きるねずみの大家族を描いた、いわむらかずお氏の「14ひきシリーズ」やとよたかずひこ氏の「ももんちゃんシリーズ」、海賊船ユーラスティア号の少女海賊として活躍するフォア文庫の「少女海賊ユーリ シリーズ」(共に童心社刊)などの子どもの本と紙しばいを創り出してくれている児童書の出版社・童心社の社長さんです。

3 『ことばの種を蒔く』−子どもと本を繋ぐ活動
市民グループ“子どもと本”代表
“0123よこはまおはなしネット”世話人 金澤和子氏
**金澤和子氏は、横浜南区を中心に、読書活動推進のために読み聞かせや講座・講演会等の活動を実施する市民グループ“子どもと本”代表兼“0123よこはまおはなしネット”世話人。2006年には読みきかせやおはなし会の調査研究から“ことばの種を蒔く−子育て支援としての絵本の読み聞かせやおはなし会を考える”をまとめ、それに基く活動を続けています。

参加者を交えての討論会
司会 くもん出版児童書リーダー 長谷総明氏
**司会を行う長谷聡明氏は、公文式による有名な脳を鍛えるドリルで有名なくもん出版の児童書のリーダー。くまの母子の愛情が心地いい「おおきくなりたいちびくまくん」やかわいいねずみの兄弟達の優しさが心にしみる「トリフのクリスマス」病気の友達を通じて死をみつめる「レアの星」「ももたろう」等の日本の昔話シリーズ(いずれもくもん出版刊)等多くの児童書を創り、発信している影の力持ち。今回も楽しいお話を引き出してくれることと思われます。

◇ 第U部 実演「心の扉を開く紙芝居と絵本」
紙芝居の実演:野坂悦子氏
絵本の読み聞かせ:越高一夫氏 諸岡弘氏
ブックトーク:村上淳子氏

**野坂悦子氏は、第二次世界大戦中のオランダを記した「第八森の子どもたち」(福音館書店刊)や「おじいちゃんわすれないよ」(金の星社刊)、「おおきくなりたいちびろばくん」(PHP研究所刊)等の海外の本、特にオランダ語で書かれた児童文学を日本に紹介してくださる翻訳家としても有名ですが、日本の文化である紙芝居を世界の広げるための活動を積極的にされていることでも有名です。今回も筋金入りの紙芝居の実演をしてくださるということで、楽しみです。
**長野で子どもの本専門店“ちいさなおうち”主宰しながら、JPIC読書アドバイザーとして年100回の読み聞かせをこなすと有名な越高一夫氏、同じくJPIC読書アドバイザーとして読み聞かせをしながら、その方法を伝授する達人・諸岡弘氏の絵本の読み聞かせも楽しみです。
**小中学校の教師として38年にわたり教室で読み聞かせを実践し、現在は常葉学園大学教育学部助教授として大学や各地の読み聞かせ活動で読書の大切さと素晴らしさを伝え続けている村上淳子氏の語るブックトークは聞き逃せません!村上淳子氏の著書には、「先生、本を読んで!? こころを育てる読み聞かせ実戦論」、「おかあさんはね、」(共にポプラ社刊)「感動が子どもを変える ある小学校での読みきかせ実践」(家の光協会刊)など。

◇ 第V部 まとめ「読書活動のあすに向けて」
親子読書地域文庫連絡会会長 廣瀬恒子氏

**子どもの本の研究と地域の読書活動を長年続けられてきた廣瀬恒子氏からの読書活動の今後に対する提言は、ぜひ耳を傾け、“生きている子どもと本”を共に考えてみませんか?
廣瀬恒子氏の著書には、「だから、子どもの本は面白い」「本・子ども・人をむすぶ 学校図書館から地域へ,地域から学校図書館へ」「子どもの読書 いまこれから」(すべて新日本出版社刊)「新・こどもの本と読書の事典」(ポプラ社刊)など。

(2007.4.27)