司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」(文藝春秋刊)、初歌舞伎化!
  東京・歌舞伎座:平成19年9月2日(日)〜26日(水)


多くの人に愛され、NHKの大河ドラマを始め何度も映像化・舞台化されている司馬遼太郎氏の竜馬がゆく(文藝春秋刊)ですが、実は歌舞伎化は初めて。
9月2日(日)〜26日(水)東京・歌舞伎座の “秀山祭9月大歌舞伎”の昼の部で演じられます。
もちろん、いくら歌舞伎は長いとはいえ、幕末のあの熱い時代を描いた単行本で全5巻、文庫では全8巻になる長編小説のすべてを描くことは難しいため、今回は“立志篇”として“竜馬”の生涯の前半部分をクローズアップしていくようです。
“竜馬”を演じるのは、3年前にテレビ東京の10時間ドラマ“竜馬がゆく”でも“竜馬”を演じた市川染五郎氏。“桂小五郎”を歌昇氏が、“勝海舟”を歌六氏が演じます。
配役を見る限り、絞りに絞ったこの3名が登場する予定とのことなので、“西郷どん”が登場する大政奉還より前ということでしょうか?
脚本/演出は、斎藤雅文氏。
「文藝春秋」2007年9月号(2007/8/10売)の巻頭コラムに寄せた市川染五郎氏の文面からも、斎藤氏と苦渋の選択でつくりあげている芝居のことも記されていますが、歌舞伎ならではの男が惚れる男くさい“竜馬”を目指す熱い意気込みが感じられます。
歌舞伎独特の1語1語を大事に謳うように言葉を発する台詞回しが、司馬氏の日本語の力強さや言葉の美しさを引き出し伝えてくれれば成功ではないかとも、染五郎氏は語っています。
国の未来を思い、初志貫徹のために命をも捧げてしまう、熱い志を守り続けた生きざまに誰もが憧れ、感嘆する“竜馬”を、歌舞伎版で市川染五郎氏がどんなふうに惚れさせてくれるのか、楽しみです。

■場所東京・歌舞伎座
“歌舞伎座秀山祭九月大歌舞伎”
昼の部“竜馬がゆく 立志篇”ほか
■日時平成19年9月2日(日)〜26日(水)
11:00〜

★詳細は、歌舞伎公式サイト“歌舞伎美人”を参照してください。
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(2007.08.15)